パラオ共和国保健省からパラオを出国する渡航者へのお知らせです。渡航に際して新型コロナウイルス感染症の検査が必要となります。出発の5営業日前までに航空会社又は保健省ホットライン(電話:488-0555)にご連絡頂き、検査日の確認を行ってください。
- 出国する渡航者への検査は通常、出発の3日前の午前8時30分から午前11時の間に行われます。検査費用は$30.50です。検査場所に旅程、パスポート、病院番号(*短期渡航者は必要無し)をお持ちください。
パラオ共和国への渡航者の入国後の検査についてのお知らせです。
- パラオ共和国への入国後の行動制限または検疫措置期間中の渡航者は検査を受ける必要があります。検査費用は1回$25.00です(印字された検査結果が必要な場合は$30.50)。検査日は到着前または到着後の検疫指示に記載されています。指定された検査日に検査を受けなかった場合、1日あたり最高$500の罰金を科し、その他法的措置をとることがあります。
MOH-PSA-OUTBOUND-TESTING-06232021
6月22日(火)
保健省令第20-21号
第1項:海外からの渡航者に対するワクチン接種及び必要な検査
- 安全対策:渡航者に対してソーシャル・ディスタンスを保ち、他の者と6フィート(約2メートル)以内で接する際は鼻と口を覆うマスクを着用し、パラオ共和国への渡航前14日間は屋内で行われる大規模な集会への参加をしないことを求める。
- ワクチン接種をしていない12歳未満の渡航者:ワクチン接種をしていない12歳未満の渡航者はこの第1項に記載しているその他条件を満たすことによってパラオ共和国への渡航が許可される。
- 3歳未満の子ども:3歳未満の子どもはパラオ共和国への渡航前の新型コロナウイルス感染症の検査を免除する。
A. 乗り継ぎと入国の手順
1. ワクチン接種
渡航者はパラオ共和国へ出発する14日以上前に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が完了したことを証明する書類を提出しなければならない。接種したワクチンはアメリカ食品医薬品局(FDA)または世界保健機関(WHO)により承認されたものに限る。
*旅客便利用者は航空会社への提出が求められる。
2. 新型コロナウイルス感染症陰性証明書又は治療証明書
渡航者は以下のいずれかを提出する必要がある。
a. パラオ共和国への出発3日以内に受けたPCR検査(NAAT, RT-PCR, qPCR, RT-LAMP, TMA, 分子検査、等温増幅、ddPCR、CRISPRなどのPCR検査)による新型コロナウイルス感染症の陰性証明書。
b. 新型コロナウイルス感染症への感染、また回復及び渡航許可を記した医療機関又は公衆衛生当局による治療証明書。
*旅客便利用者は航空会社への提出が求められる。
3. 到着後の検査及び指示
渡航者は到着後5日目に新型コロナウイルス感染症の検査を受ける必要があり、到着後の指示に従う必要がある。
B. ワクチン接種をしていない渡航者の乗り継ぎ
ワクチン接種をしていない渡航者が搭乗・乗船する航空機や船舶は個々の事例に対して公衆衛生局長が指示を出し、書面により許可される。
C. 航空機や船舶の乗員への指針
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- パラオ共和国に到着する航空機や船舶の乗務員はPCR検査(NAAT, RT-PCR, qPCR, RT-LAMP, TMA, 分子検査、等温増幅、ddPCR、CRISPRなどのPCR検査)による新型コロナウイルス感染症陰性証明書、または運航においての感染対策方針書及び乗員の健康管理体制に関する書類のいずれかまたは両書類を提出する必要がある。
- パラオ共和国内で降機・下船する航空機や船舶の乗員についても同じ措置の対象とする。パラオ共和国内で航空機や船舶が故障した場合、降機・下船した乗員は検疫措置の対象とし、検疫措置期間中に航空機または船舶の修理が完了しパラオ共和国を出発する場合、乗員の搭乗・乗船が認められる。故障した航空機や船舶の乗員は検疫施設との間で輸送を行い、検疫措置の期間が経過するまで公衆に接触してはならない。
第2項:隔離
- 新型コロナウイルス感染症への感染が確認または強く疑われる者は、公衆衛生局長より隔離施設又は居住地での最大14日間の隔離が命じられる。
- 簡易検査結果及び(または)承認されている新型コロナウイルスの核酸や抗原などを検知する確認検査結果を基に感染の確認または強く疑う判断をする。
- 隔離施設:症状が軽度の新型コロナウイルス感染症の患者に対してはコロール州ミュンズのカラウジムにある臨時診察所を主な診察および隔離施設とする。ベラウ国立病院の隔離部屋は新型コロナウイルス感染症の症状が重度の患者用に確保をする。保健省は必要に応じて公有地・私有地を問わず、適切な施設を新型コロナウイルス感染者の隔離施設として指定をする。
第3項:検疫
- 新型コロナウイルス感染症に接触した者は最大14日間の検疫措置の対象とする。
- 新型コロナウイルス感染者と直接接した者は新型コロナウイルス感染症に接触した者とし、最大14日間の検疫対象とする。
- 新型コロナウイルスが付着している可能性のある物の表面などに接した者は新型コロナウイルス感染症に間接的に接触した者とし、新型コロナウイルス感染症に接触した可能性を考慮し、定められた期間の検疫対象となる。
- 新型コロナウイルスに触れた者と間接的に接触した者は、新型コロナウイルス感染症に接触した可能性を考慮し、定められた期間の検疫対象となる。
- 保健省は公有地・私有地を問わず、適切な施設を検疫施設として指定をする。
- 検疫されている者の感染が確認された場合、感染者は速やかに公衆衛生局長が適切と定めた感染者当人の居住地を含む適切な隔離施設に搬送する。
第4項:適応となる対象
- 当保健省令はパラオ共和国への全ての渡航者(商用機・商船又は自家用機・自家用船舶での渡航を含む)を対象とする。
第5項:権限
- 海路や空路により入国した際やパラオ共和国内で感染または接触したことが判明した者への隔離や検疫を指示する権限は公衆衛生局長にある。
第6項:免除
- 隔離または検疫について、当保健省令の要件の免除は公衆衛生局長の書面がある場合を除き、免除することはない。公衆衛生局長は医学的根拠を基にした、個々の事例に対して免除をすることができる。
第7項:期間
- 当保健省令は2021年5月22日に施行された保健省令第13-21号を取って代わるものとする。当保健省令は中止(解除)、取り消し、または再発令されない限り、発令日から90日間有効とする。
発令日:2021年6月17日
MOH-Directive-No.-20-21-Re-Authorizing-COVID-19-Quarantine-Measures-06172021
Alii and Welcome to the website of the Embassy of the Republic of Palau in Tokyo, JAPAN.