こんにちは!
さて、今日は戦争の爪痕について触れたいと思います。パラオで戦争と言えば第二次世界大戦のペリリューの戦い。この戦いは1944年9月15日から11月25日までの間に戦われ、第二次世界大戦の中で一番悲惨とも言われております。大勢の犠牲者で想像を遥かに超える戦いだったことは間違いありません。
このペリリュー島を始めとするパラオのあちらこちらに今でも数多くもの爪痕が見受けられます。ペリリュー島では洞窟、砲、戦車、司令部跡などが有名で、戦争の爪痕を一目見て脳裏に焼き付けようとして観光客が連日訪れているとのことです。4月の天皇皇后両陛下ご訪問のこともあり、注目度が上がったのは確かです。ペリリュー島以外にも、アンガウル島や、市街地周辺のコロール島やパラオ最大の島のバベルダオブ島などにも多数戦争の跡が見られます。
実は現在パラオ大使館ウェブサイトの歴史ページを制作中のため、はっきりいつになるかは未定ですが、いずれそのうちアップされますのでもうしばらくご辛抱ください!
今回は普段のトリビアとはちょっと違いましたが、次回をお楽しみに〜!
ペリリュー島の滑走路。日本軍が建設し、東洋一とも言われました。その当時のまま今でも使われています。
日本軍司令部跡。建物の真ん中には爆弾の跡、壁には銃痕があります。風呂場や炊事場も残ってます。隣には洞窟の防空壕も残ってます。建物はしっかりとしており、今でも大きな台風が来る際はペリリュー島民の避難場所ともなっているんです。
残念ながら今回はこの11枚の写真のみですが、これ以外にも多数の戦争跡やペリリュー平和記念公園、ならびに日本兵士慰霊碑などが多く存在しますので是非ご自分の目でご確認ください。