以下は3月8日付大統領声明の仮日本語訳になります。
COVID-19への感染疑いのある患者の検体の検査結果に関する大統領声明
2020年3月8日
皆さまのように、私も検査結果が陰性だと聞いて安心をしました。台湾政府および台湾疾病管制局(TW-CDC)、新光呉火獅紀念医院(新光病院)、そして保健省緊急対策委員会に重要な仕事を成し遂げた、また引き続き遂行することに御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような感染症を検知し検査をする措置を再度利用する必要がないことを願っておりますが、計画と準備が重要であることが今回の事案で実証されました。COVID-19の検査を行う体制が整っていることのみならず、効果的に検査が行えることが証明されました。
世界的にこの感染症が広がる中、政府は引き続き国連世界保健機関(UN-WHO)、アメリカ疾病管理・予防センター(US-CDC)、そして台湾疾病管制局(TW-CDC)と連携を取ります。今後COVID-19への感染が疑われる事例が発生した場合にも最高レベルの注意を払うと共に、患者と公衆を守るため適切な措置を行います。
社会の保健と安全は最重要です。COVID-19について懸念や不安があることは私も承知しておりますが、皆さまには誤解を招く情報を特にオンライン上で拡散しないようにお願い致します。噂などの不確実な情報によって混乱を招く恐れがあります。保健省は健康と安全を確保するために重要なすべての情報を提供します。パラオ国民にはウイルスについての情報を求める際は保健省の指導や発表を参照するようお願いします。
このような時にこそ、コミュニティーの団結力を証明し、お互いを支え、衛生管理について注意すると共に実行をし、我々の社会や国として困難を克服する力を見せるときです。このウイルスを予防するには衛生管理を徹底することに効果があると専門家は言っております。近年ではインフルエンザの流行もありましたが回復をしました。今回も共にこの状況を乗り越えます。
トミー E. レメンゲサウJr.
パラオ共和国大統領