パラオ・三重県友好提携25周年|Palau and Mie Celebrate 25 Years of Friendship

1996年7月25日、クニオ・ナカムラ元大統領が三重県を訪れ、パラオと三重県は友好提携を締結しました。来週日曜日の25日にパラオと三重県は友好提携締結から25周年を迎えます。

パラオと三重県の関係は日本統治時代まで遡ります。当時、三重県からパラオへ移住した人が多数おり、三重県伊勢市で船大工をしていたクニオ・ナカムラ元大統領の父もその一人でした。パラオがアメリカ合衆国から1994年10月1日に独立し、1996年に三重県との友好提携を締結したことでパラオと三重県の関係はさらに発展し、訪問団の派遣・受け入れや技術研修、学生同士・青少年同士の交流など、多岐にわたった交流が現在も続いています。

クニオ・ナカムラ元大統領は当時、友好の証としてパラオの伝統的なカヌーを三重県に寄贈しました。本年、25周年を迎えることから三重県はこのカヌーの修繕するためにクラウドファンディングを通して寄附金を募集しています。募った寄附金で、カヌーの安全な保管と移動に使う台車も制作されます。カヌーと台車は三重県立水産高校の生徒が活用します。三重県立水産高校は1997年よりパラオ高校と姉妹校提携を結んでいます。

2021年7月25日にパラオと三重県の25年にわたる友情を共に祝いましょう!

クラウドファンディングの詳細並びに寄附の方法については下記リンクをご参照ください。

https://www.pref.mie.lg.jp/KOKUSEN/HP/m0137600144.htm

パラオと三重県の友好関係に関する詳細は三重県ウェブサイトをご参照ください。

https://www.pref.mie.lg.jp/KOKUSEN/HP/72130045002.htm