バナナ:トリビア(パラオ豆知識)#3

Kayangel IslandKayangel - Banana

こんにちは!新たなるトリビアの発見です!!

前回ご紹介したカヤンゲル島、覚えてますか?実は、このカヤンゲル島はパラオ国内ではバナナでよく知られているんです!パラオでは多くの場所でバナナの木を見かけますが、カヤンゲルのは違うんです。まず、全体的に見てパラオのバナナは日本で売られている一般的なバナナよりは甘めのように感じます。パラオ滞在中、様々な場所でパラオバナナを食べました。その中でもペリリュー島のバナナとカヤンゲル島のバナナが有名なんです。ペリリュー島はパラオの南の方に位置しており、第二次世界大戦中の激戦地であったことはご存知かと思います。ペリリューバナナはちょっと甘めです。しかし、これを上回るのがカヤンゲルバナナ。カヤンゲルバナナは外見の見た目、形や色は日本でも見かけるバナナ。大きさはちょっと小ぶりかなって感じです。皮を剥いてガブリと一口。そうするとこれは普通のバナナとは違うとすぐ分かりました。もちろん、この意見は一意見であり、違う考えを持っている方もいると思います。とても甘く、また普通のいわゆるバナナより色が黄色っぽかったです。あまりの美味しさに、バナナ自体の写真、取り忘れました!しかし、バナナを食べる前に撮った写真をアップします。これ、ゴールデンウィーク中のカヤンゲル島で、生憎の雨でした。これはカヤンゲル島唯一の道で舗装されていない道路の両脇にはバナナがぎっしり。前回お伝えした台風ハイエンで島の木々はほとんどすべて薙ぎ倒されました。その後、再度ヤシの木やバナナの木が成長し、ここまでなったんです。生命力を感じます・・・。しかし、なぜカヤンゲルのバナナはちょっと違うんでしょうか?やはり日照時間や天候や自然環境とか関係しているものなんですかね?何方か植物の生態に詳しい方に是非研究していただきたいです。カヤンゲルバナナはパラオの国内でもあまり出回りません。カヤンゲル島の道の両脇にぎっしりあるバナナで、民家の軒先によく吊るされているバナナでさえ、ちょっとレアものです。ちょっと補足ですが、バナナを吊るしている理由はなんでしょうか?実はこれ、バナナが傷まないようにするんですね。また、パラオで見かけるのは収穫したばかりのまだ緑のバナナを海水にジャブジャブとつけるんです。そんなバナナ〜って思われるかもしれませんが、これをすると、早く熟して黄色くなって食べ頃になるんだとか。

パラオのカヤンゲルバナナ、ご自分の目、鼻、と口でカヤンゲルに行かれた際に是非味わってみてください!パラオのバナナを食べ比べるのもいいかもしれないですね!!